大阪湾環境保全協議会構成自治体では、大阪湾内及びその付近において、海の汚濁の代表的指標であるCOD(化学的酸素要求量)と富栄養化の原因といわれる全窒素、全りんの濃度の測定を行っています。
平成23年度の測定結果をみると、CODでは、大阪湾で類型指定されている12水域のうち8水域で環境基準を達成していました。明石市や和歌山市の測定点も含めた環境基準点毎にみると、39地点中25地点で環境基準を満足していました。
CODの濃度は年度毎に多少の変動はあるものの近年はほぼ横ばい状態にあり、平成22年度と同様に、より高い目標設定を行っている湾中央部~湾口部で環境基準が達成できていません。